ycuswim’s diary

横浜市立大学水泳部のブログです

夏こそ野性味。

梅雨が明けて急に暑い日が続くようになりました。

夏の至福と聞いて思い浮かぶのは、クーラーのきいた部屋でお菓子とアイスを食べながらゲームをすること、どうも2年の大津留です。


最近は市大プールも屋内ではありますが
水温が熱い!ぬるい!
マネージャーが用意してくれたバケツの冷水がスイマーの命をつなぐ水となっています。

でも室内プールのくせにこんな文句を言っていたら屋外プールの学校の方達に怒られますね。



私自身も中学・高校と、部活では屋外プールで過ごしてきました。
夏には黒光りするまで焼けるのが当たり前。

夏の照りつける熱さ、冬の凍える寒さの苦労は理解しているつもりです。
それでも、私は屋外プールが好きです!

まあ、そもそも私の出身地である大分県には
唯一の公式長水プールは屋外だったので、大会でさえも外が当たり前でした。


外プールの何がいいかってやっぱりあの開放感。
青空のもと、青壁にところどころ緑色のカビが生えたプールで泳ぐのは
なんだかんだ気持ちがいいものでした。
また、時間や季節とともに移り変わる風景の中で泳げるのも魅了的でした。
「だんだん日が長くなってきたなー」とか「今日は野球部より長く練習したなー」とか。

夕暮れのダウンの時なんかは、近隣の家々の美味しそうな夕飯の香りが呼吸のたびに匂ってくることもよくありました。

また外プールあるあると言えば、テニスボールと野球ボールが飛んでくること。
いつか遊ぶために何個か更衣室にストックしておくことも……笑


雨の中、雷の中泳ぐことだってありました。
そんな時は、他の屋外の部活が休みになるため、静かで寂しかった記憶があります。


高校のときには、自主練をしようと水着に着替え
プールサイドで筋トレをしていたものの、途中で疲れた+風が気持ちよくて
そのまま爆睡していたこともありました、、笑



そして屋外育ちの立場としては
色白の選手にはなぜか絶対負けたくなかったです。
野生の血?!のようなものが騒いで「室内犬に負けたくねぇぇぇええ!!」って思ってました。





最近、こういう野生の騒ぐ血?!のようなものが少なくなってきてしまった気がします。
「絶対負けたくない!」とか「絶対勝つ!」とか「絶対諦めない!」とか……。
何も水泳に限ったことじゃなく……。





このままじゃダメだッ!!!

と思うので今年の夏は少し野生味を取り戻したいですね。


人間、熱く、スカッと、まっすぐ、飾らないのがいい!


さあ、これからどんな夏がまっているのでしょう。

灼熱の太陽にも負けない、熱く輝く夏にしましょう!