ycuswim’s diary

横浜市立大学水泳部のブログです

文武両道

今川かなこから指名されました前田です。
お題はなしということで自由に書いちゃいます。

大学1年生の春、私は当初、水泳部に入るつもりはさらさらなく、友達に連れられグラウンドホッケーの体験に行きました。そこで出会ってしまったのです。白ピンクの肩のところがフリフリした服を身にまとった彼女に。確かその日のうちに連絡先を交換し、一緒に水泳部も見学しに行こうよという話をしたことを覚えています。彼女がいなかったら多分私は水泳部に入っていなかっただろうと思います。

なんやかんやで入部した私は早速怪我をしました。私怪我ばっかりですね笑
でも関甲信でなかなか出なかったベストタイムが出た時に初めて水泳が楽しいなと思えました。今振り返っても1番楽しかった個人の試合は1年の関甲信です。もちろんどの試合も思い出深いものではあるけど。
1年の夏以降は実験が大変で、大変な上に渉外のお仕事もあって、部活が嫌になった時期でした。正直に言えば辞めたかったです。そんな時に当時4年生の先輩に「水泳部は嫌なことも辛いことも楽しいことも経験できるから続けた方がいい。」と言われ、その他の先輩や同期のおかげで、なんとか持ちこたえられました。
2年生の夏はみんなで幹部になったらどんな部活にしたいのかボンヤリながらも考えていた気がします。いよいよ自分たちが幹部になる時期ですからね。主将、副将になったさとかんとかなこちゃんは結構大変だったと思います。本当にお疲れ様でした。
それから3年の夏まであっという間でした。どうすればよい部活になるのか試行錯誤していたうちに終わった感じがします。あ、3年の試合はどの試合も本当に苦しかったな。個人でも思うようなタイムは出ないし、リレーでもあまり調子は良くないし、関カレ前に膝を痛めてブレのキックが出来なくて、個人よりもリレーで迷惑掛けてしまった事に対してすごく申し訳ない気持ちでいっぱいでした。悔しくて悔しくてたまらなかったです。やっと関甲信で調子が合い、正真正銘最後のレースを笑って終えられて本当に良かったと思います。

3年の夏以降から今にかけては、部活よりも自分のことを優先して過ごしてきました。たまには部活に顔を出して泳いで、自由気ままに。
さとかんとかなこちゃんは大会に出て素直にすごいなーと思います。引退しているとは言え大会に出るということは、練習を積んで自分で立てた目標を達成しなければならないと個人的には思っています。そうでないと現役に合わせる顔がないと思うから。だから彼ら2人はすごいなと思えます。


今思えば、1年の時辞めたかった時に言われた、「水泳部は嫌なことも辛いことも楽しいことも経験できるから続けた方がいい」という言葉は本当に合っていたなと思います。楽しい思い出ももちろんたくさんあるけれど、それ以上に苦しかったり辛かったり嫌なことの方が多かったから。
だからこそ今の私は1年生の頃と比べると少しだけ成長できた気がします。

今の1年生はこれからどんどんどんどん大変なことが積み重なっていくと思います。後輩もできて、先輩らしくならなくてはいけないし。頑張ってね。
2年生は幹部としてあと半分。苦しいところではあるけれど、終わりよければ全て良しなので、是非ともいいシーズンとして締めくくれるように願っています。
3年生は就活と進学と卒論のことで忙しくなるのかな?部活のことも優しく見守ってあげてね。

最後に。
シーズン毎に自分の目標を皆立てていると思います。
私も入部した時に1つ目標を立てていました。それが題名にもつけた「文武両道」。そもそも私が大学に来たかったのは好きな分野を深く勉強したかったからです。だから1つでも単位を落としたら、成績があまりにも悪かったら部活を辞めようと心に決めていました。
明日卒業式を控えているわけですが、この目標が達成できてホッとしています。

先輩・後輩・同期に迷惑をかけまくった私ではあったけど、今まで見放さないでいただきありがとうございました。
そして一緒に支えあったかどうかはわからないけど、少なくとも支えてもらった同期には感謝でいっぱいです。

では次はさとかんで。( ^_^)/~

あ。私4月からまた横浜市立大学院生として入学するので、ちょくちょく泳ぎに行こうかなーって勝手に思ってます笑