ycuswim’s diary

横浜市立大学水泳部のブログです

I Promessi sposi

2週間ぶりです。4年の小林です。

先日水泳部の先輩方からビデオレターを、後輩たちからは花束と卒業記念のプレゼントを頂きました。世間がこんな状況であるにもかかわらず、自分達4年生の門出を祝ってくれたこと感謝しています。本当にありがとうございます。

 

さて、この2週間で世間はまた大きく動きましたね。オリンピックの開催延期、増え続けるコロナ感染者、大学も再開が5月になりました。先の見えない毎日の中で不安も多いことかと思います。

 

そんな中ある記事に出会い、皆さんにも是非読んでほしいと思ったので今回はそれを紹介しようと思います。イタリアの休校になったとある高校の校長が、生徒に向けたメッセージになっています。

以下引用

 

「‐‐ヴォルテ高校の皆さんへ

 

“保険局が恐れていたことが現実になった。ドイツのアラマン人たちがミラノにペストを持ち込んだのだ。感染はイタリア中に拡大している…”

 

(中略)見えない敵に脅かされた時、人はその敵があちこちに潜んでいるかのように感じてしまい、自分と同じような人々も脅威だと、潜在的な敵だと思い込んでしまう、それこそが危険なのです。

 

16世紀や17世紀の時と比べて、私たちには進歩した現代医学があり、それはさらなる進歩を続けており、信頼性もある。合理的な思考で私たちが持つ貴重な財産である人間性と社会とを守っていきましょう。それができなければ、本当に‘ペスト’が勝利してしまうかもしれません。(後略)」

 

引用元URL

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200302-00000002-ovo-life

 

1ヵ月前の記事なので、今と少し状況が違うかもしれませんが、それでも原文には大事なことがたくさん書かれていると思います。大変な時だからこそ、冷静に正しい情報を得て行動することが大切だと思います。家で1日を過ごすことが多くなった今だからこそ、できることをやってみるのもいいかもしれませんね。自分もto doリストを作って少しずつやるべきことを消化しようと思います。

 

ちなみにタイトルは、校長のメッセージ中に出てくる一節の元であるマンゾリーニの小説からきています。日本語訳で「いいなづけ」です。

 

最後の投稿でしたが何を書こうか迷いました。4年間の部活動を振り返るでもいいかなと思いましたが、前の2人が書いてくれたり、自分自身も鷗泳会誌で書いたのでこんな形にしてみました。原文を読んで少しでも共感して頂ければ嬉しく思います。

 

最後になりますが、一緒に部活動をやってきた先輩方を含め、現役部員に対して様々な支援をして頂いているOBOGの皆さま、一緒に幹部をやった同期たち、引退してからも練習に受け入れてくれた後輩たち。たくさんの人に出会えたからこそ今の自分がいます。

 

明日から大学院生になり、自分もOBの1人になりますが、今までして頂いたことへの恩返しになるような支援を微力ながらしていきたいと思います。

OB会で会えるのを楽しみにしています。

 

ではではまたいつか~ノシ

 

小林 輝