ycuswim’s diary

横浜市立大学水泳部のブログです

学生生活最初で最後のブログ。

ついに3月31日がやってきてしまいました。
明日からは晴れて社会人、つまり私たち4年生はおバカな大学生からかっこいい社会人へと人生最大の脱皮を成功させるための日です。
それに向けてだたいま気持ちを作っている次第です。

まだまだ学生でいる期間は長いだろーなんて思っていた束の間、この日は現在、想定よりも早く到達しています。
今から1年前、今日という日にはすごく成長した自分に出会えるであろう期待に胸を躍らせていましたが、蓋を開けてみれば特に代わり映えもしない平凡な自分との出会いになってしまいました。
そのため、いまだに学生気分が抜けていない。
ここで一度学生時代を振り返り、自分に自信を持って明日以降仕事に臨めるようブログを書いてみようと思い立ったのであります。
冒頭に記した気持ちを作る作業の一環としてという側面も持っていますが。
初ブログにしてラストという王様っぷりを発揮していますが、そこは温かく見守っていただけたら幸いです。

今から4年前、入学式で水泳部のブースを訪れた時、入部すべきかどうか本当に悩みました。
というのも、もとから入部するという強い意志をもっていたわけでもなく、話だけ聞いてみるかという軽いノリで話した相手である門倉さんがとてつもなく頼りにならないように映ったからです。
ごめんなさい、こんな後輩で。
もちろん、実は熱くていつも後輩を気遣ってくれる先輩だってことにはすぐに気が付きましたよ。

その後、福田さん達とプールに行き、熱心に勧誘していただいた結果、入部という意思を固めました。

この部活に入りたくなった1番の理由は、「自分が必要とされている」と切に感じたことだと後になって感じました。
それまで自分は「居て当たり前」という存在でしかなかったので、チームへの貢献を実感できる、互いを本当の意味でフォローしあえる環境は新鮮で魅力的でした。

2個上の先輩方は、この部分が突出していました。

それぞれが自分の役割をしっかりこなし、互いの領域を侵食しない程度で全体を見る視野を持つ。
明日からもチームを引っ張る現役生、これから入部する新入生にも大切にしてもらいたいです。

次期4年生、君たちが入部してくれたときは本当に嬉しかった。
先輩が少ないという大きなデメリットを抱えた部活にも関わらず、入部の意思を固めてくれて、本気で部活に向き合ってくれたから。
大学に入ってから初めての後輩ということで可愛くて仕方なかったけど、2年生ながら主将という立場上、厳しく接することしかできなかったことをとても残念に思っています。
また、頼りない先輩たちで申し訳ない。

次期3年生、君たちが入部してくれたときは本当に大変だった。
震災の影響で勧誘ができず、そんなに人数も来ないだろうと高を括っていたところ、気が付けば大所帯。
しかもガキばっかり入ってきたなーと思ってたけど、そんな次期3年生には自分たちに足りなかった明るさをもたらしてくれて、とても感謝しています。
これからも変に大人にならず、良い意味でガキでいてください。

次期2年生、君たちが入部してくれたときは本当に驚いた。
連続での大勢の新入生、就活で出遅れたら顔と名前が一致しない、距離感の取り方が全然わからなかった。
それでも主将時代の自分を知らないぶん、早めに打ち解けられたんじゃないかと思っています。
新入生が1番頼りにするのは君たちです、少しでも良い先輩になれるように努力して部活を盛り上げてください。

同期はカットします笑


こんな具合に、書き出したらきりがありません。
たくさん衝突したし、楽しい思いもさせてもらった水泳部は恵まれた部活だと改めて感じています。
だから新入生、ぜひ水泳部に入ってください!
入部した暁には、もれなく新入生歓迎会でこのブログを書いた本人に会えるかもしれませんよ。

最後になりましたが、現役水泳部みなさんに感謝の言葉を。

関カレで勝てたり、全国公で決勝に残ったりできたのは間違いなくみんなの協力がなければできませんでした。
自分勝手でいつも王様気質な主将、先輩でしたが、最後まで見守ってくれてありがとう。
もうあまり会う機会がないかと思うと寂しいけれど、いつか観に行くレースでのみんなの活躍を期待して、これから社会人生活を送ります。

それでは、またお会いしましょう。


近藤さんより。