ycuswim’s diary

横浜市立大学水泳部のブログです

組曲『春』 第1楽章「筋肉、飛込台からの飛翔」〜

筋肉(筋肉)、まちがえた。筋肉(ないと)からバトンをいただきました、みなたです。
彼の筋肉への欲と向上心は並々ならぬと日頃関心しております。そのため、私の泳力向上と、彼(筋肉)への投資の意味も込めて、プールに懸垂マシンを設置することを試みております。3月のうちには、amazonさんにお願いすると思います。

3月!かつてそれはずっと遠いもののように思っておりました。きっともう手の届かぬところへ行ってしまったと勘違いしてしまった事物。太陽の周りを一周、古代の先人たちが地球を24000周してやっと辿り着ける境地へ再び踏み入れようとしているという恐怖。
3月!ここへ来て3度目の春が訪れようとしております。陰暦でも太陽暦でも気象学上にみてもまぎれもなく春である3月。また暖かくなってきて嬉しいです。

悲しいことがひとつだけ。昨年末から今年にかけて、りんごにハマっていて
ネットで箱買いして毎日食べたりもしていたのですが、最近売られるやつが、めっきり味が落ちたというか好みの味じゃなくなってきてショック
お気に入りは、やはりふじ、サンフジで、あのパリッとした固い食感とみずみずしさが堪能できたのが、いまではジョナゴールドとかみたいにしおしおして、例えるなら、はつらつとした少女が苦労と年月を重ねて干からびたおばあさんになってしまったような悲壮感に溢れた味わいです。
別の品種もたまに食べたりするのですが、やっぱり自分の思う味ではなくって、赤々とした玉のような品種なんかはこれも例えるなら、尊敬すべき偉大な中学校の恩師だと思っていたら、その正体はロリコンの地方公務員であやうく警察に逮捕されかねない、しかもエグザイルが好きみたいな居住まいの悪さが口に広がるので、あまり好きになれません。安いやつを買うのがよくないのかしら。

今朝ゴミを捨てに外へ出ると雀が鳴いておりました。よくもこんな寒い朝からご苦労なことです。



うちの前の前栽に雀が三羽とまって 一羽の雀が言う事にゃ
おらが一昨年の春の様 暇好き本好き布団好き わけても好きなが布団でござる
明日は1日本を読まんとよし起きれば、日も入り相で西へ向かわん
朝寝て昼寝て夜も寝て、
日がな一日寝たり起きたり それでも足りぬと返された

うちの前の前栽に雀が三羽とまって 二番目の雀が言う事にゃ言う事にゃ
おらが昨年の春の様 本好き酒好き女好き わけても好きなが女でござる
ところが縁がないものだから
部活にゲームに男子旅行
日なしバイトに夜も更けて夜も更けて 寝る間も無いとて返された

うちの前の前栽に雀が三羽とまって 三番目の雀が言う事にゃ言う事にゃ
おらが今年の春の様 本好き髭好き帰省好き わけても好きなが帰省でござる
出会いは遥けし、期待はふくら雀
三浦海岸では紅色の桜が咲き、そこな花も恥じらう鮪の赤身
サザエの壺焼き食えば合わぬ合わぬ 舌に合わぬと返された


2016年の抱負ということで、ぼんやりしているうちにあっという間に4羽目の雀が飛んできてしまいそうで。でもぼんやりする時間も大切だなあとも思ったりもするのですが。一羽目が連れてきたのは焦燥、二羽目が置いていったのが懊悩、三羽目が教えてくれたのが安逸でした。どれも一度使ってみたかった言葉ですすみません。

というわけで、今年はこの3つを軸に、そのときの気持ちに素直になって、時間を使っておおいに悩める一年にしたいです。

春をテーマに組曲式に長々と書いてみました。

それではまた おたよりします。


つぎは誰にまわせばいいかな?新入部員とか?分からないのでよろしくお願いします。